昆虫同好会のホームページへようこそ。
北海道のオホーツク管内遠軽町で活動しています。
地元、丸瀬布にある「丸瀬布昆虫生態館」の運営に協力のほか、地元の子どもたちを対象にした自然体験教室を主催しています。
各種イベントへの出展、体験教室の問い合わせ等はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
6月11日
上武利で活動
「温泉の
吹き出し口をさがせ」
「マウレミュージアム見学」
6月の活動は、いつもの武利の奥、上武利での活動でした。マウレ山荘の協力で、マウレミュージアムを中心に活動しました。
はじめに、高田温泉跡の温泉吹き出し口に行きました。歩くこと10分で吹き出し口です。ちょっとぬるい感じですが、あたりには温泉の匂いがします。リトマス紙で液性を調べたり、建物跡を見たりしました。かえったばかりの小さな蛙を捕まえた子もいました。
戻って、グランドで鬼ごっこ。若い会員が走り回ってくれました。
お昼は、密を避けて外で食べました。ちょうど食べ終わる頃から雨がポツポツ。校舎の中に入ると本格的に降り始めました。
午後からはマウレミュージアム見学です。迷路に挑戦して無事に出口までこれた子には、マウレ山荘から賞品をもらえました。標本を見たり、ホワイトボードに落書きをしたり。中には、昆虫になった子?(大人?)もいました。
5月14日 (終了) 開講式 昆虫館見学 雨宮21号乗車 トラップ虫探し やまびこ
6月11日 (終了) 温泉の吹き出し口を探そう・マウレミュージアム見学(上武利)
7月 9日 釣り、ちゃちゃワールド見学(生田原)
7月30日 お泊まり会(キララン清里)川で遊ぼう、焼き肉 キララン清里
31日 金鉱石を探そう、消防行事
9月10日 トウキビ、ジャガイモ収穫、白滝ジオパーク 白滝
10月 1日 バス旅行 ネイパル砂川 宮島沼のマガンの観察
2日 砂川子どもの国
11月12日 ウエノ先生のものづくり 消防行事 丸瀬布中央公民館
12月10日 クリスマス、お正月飾り作り(家族参観日) (やまびこ)
1月14日 雪遊び カルタ 温泉(ポッケ) (やまびこ)
2月11日 スノーモービル、閉校式 白滝
昆虫同好会は次年度創立40周年を迎えます。記念プレ事業で
子どもたちに向けて、「カブトムシ飼育教室」開催しました。
カブトムシについての理解と、外来生物であることの理解を深めるために実施しました。
当日は午前の部15名、午後の部15名、定員の30名の参加でした。どの子どもたちも、興味深く観察したり、さわったりしながら取り組んでいました。
コロナ禍であること、会場が狭いことから、入室は児童のみで、保護者には入り口からの参観でした。ご迷惑をおかけしました。
感想
遠軽町立東小学校5年1組
S さん
今回飼育教室に参加して、カブトムシのことをたくさん知ることができて楽しかったです。
呼吸をするところや、オスとメスの見分け方がわかりました。
僕はオスとメスの幼虫をもらったので、家に帰ってもう一度見てみました。
これから成虫になるのが楽しみです。
次の飼育教室も楽しみです。ありがとうございました。
小学2年男子。
今年は、「遠軽小学校」に設置です(地球環境基金の支援が決まりました)
現在、Yさんの製作所で、むしの家の部品を製作中です。同好会年金組が、がんばっています。また看板は、「アトリエたねまき」でこちらも製作中です。昨年とはまた違ったデザインです。納品が楽しみです。
遠軽小の「虫のいえ」は6月16日に制作で、27日に児童が木を入れる予定です
東小の木入れは未定です。
3校の「むしの家」に入った「むし」の同定が終了です。学校向けの資料ができましたので紹介します。
2020年秋から2021秋まで
1. 多かったのは、「クモのなかま」です。クモは、生きた虫を食べま す。アリはミツだけではなく、弱った虫や死んだ虫も食べます。ムカデの仲間やハサミムシも同じです。まわりとくらべて、むしの家がむしにとって住みやすく、えさになる虫が多かったのでしょう。
2. 「コマユバチのなかま」「ヒメバチのなかま」は、いろいろな虫にたまごをうみつけます(寄生 きせい)。クモにうみつけるものもいます。
小さいむしなのによくつかまえましたね。
3. 「カミキリムシのなかま」「キクイムシ」の多くは、かれ木や倒れた木を食べます。
4. 「ガガンボ」は「カ」を大きくしたようですが、血はすいません。
5. 昨年たくさんいた「ワラジムシ」は今年は少ししか見つかりませんで
した。「ワラジムシ」は、湿ったところのくさった木や草を食べます。
雨が少なかったりむしの家の風通しがよかったりだったからでしょう。
6. 「トビムシ」は、たくさんの種類がいます。日本では、360種類
くらいが確認されています。その名のとおりよくはねるので、つか
まえるのがむずしいむしです。
むし「が何を食べるのか」「どんなところにすんでいるのか」「天気の様子はどうか」などを調べるともっといろいろなことがわかってきます。
安国小学校の皆さんがたくさんむしを捕まえてくれました。おかげで安国小学校のまわりには、まだまだたくさんの自然があること
2020年秋から2021秋まで
1. 多かったのは、「アリのなかま」と「クモのなかま」です。クモは、生きた虫を食べます。アリはミツだけではなく、弱った虫や死んだ虫も食べます。キバネハサミムシやマダラカマドウマ、シダクロスズメバチも同じです。まわりとくらべて、むしの家がむしにとって住みやすく、えさになる虫が多かったのでしょう。
2. 「ヒメバチのなかま」は、いろいろな虫にたまごをうみつけます(寄 生(きせい)。クモにうみつけるものもいます。
3. 「ルリテントウムシダマシ」はかれ木や倒れた木を食べます
4. 「ハリガネムシ」はキバネハサミムシの体にいたかもしれません。ハリガネムシは寄生(きせい)した虫を川に飛び込ませる事がしられています。実はこの寄生され飛び込んだ虫が、川に生きている魚のだいじなエサになっている事が最近の研究でわかってきました。
5. 「カマドウマ」くさった木や石の下など湿ったところにいます。
6. 昨年たくさんいた「ワラジムシ」は今年は見つかりませんでした。
「ワラジムシ」は、湿ったところのくさった木や草を食べます。雨が
少なかったり、むしの家の風通しがよかったりしらからでしょう。
7. 「カメムシ」と聞くとくさいむしと思ってしまいますが。
「ハナカメムシ」のなかまはくさくありません。野菜につく害虫を
食べてくれるのです。
むし「が何を食べるのか」「どんなところにすんでいるのか」「天気の様子はどうか」などを調べるともっといろいろなことがわかってきます。
丸瀬布小学校の皆さんがたくさんむしを捕まえてくれました。おかげで丸瀬布小学校のまわりには、まだまだたくさんの自然があることがわかりました。この自然を大事にしていきましょう。
1. 多かったのは、「アリのなかま」と「クモのなかま」です
クモは、生きた虫を食べます。えさになる虫が多かったのでしょう。
アリはミツだけではなく、弱った虫や死んだ虫も食べます。ゲジやキバネハサミムシも同じです。まわりとくらべて、むしの家がむしにとって住みやすく、えさになる虫が多かったのでしょう。
2. 「ヒメバチのなかま」や「コマユバチのなかま」は、いろいろな虫にたまごをうみつけます(寄生 きせい)。クモにうみつけるものもいます。
「アオムシ」に寄生した「アオムシコマユバチ」は観察しましたか。
3. 「キクイムシ」は木を食べます
「ヒラタキクイムシ?」は、北海道の自然の中ではまだ見つかっていない種類かもしれないので、本物かどうか調査中です。
4. 「コキノコムシ」は木のカビやキノコを食べます
5. みなさんが見つけた「カミキリムシ」は木に卵を産み付けます。幼虫は木の中にもぐり、木を食べておとなになります。
6. 「バッタのなかま」は、草を食べます。「むしの家」のまわりの
しばふに集まってきたのかな。
7. 「ワラジムシ」は、湿ったところのくさった木や草を食べます。雨が少なかったり、むしの家の風通しがよかったりしたからか、数が多くありませんでした。
8. 「セイヨウオオハナマルバチ」は外来種です。
むしが「何を食べるのか」「どんなところにすんでいるのか」「天気の様子はどうか」などを調べるともっといろいろなことがわかってきます。
3年生の皆さんがたくさんむしをつかまえてくれたおかげで東小のまわりにもまだまだたくさんの自然があることがわかりました。この自然を大事にしていきましょう。
集計資料は事業報告に 詳細な資料は、お問い合わせください
アサマシジミの保全活動は、6月に食草に守るための除草を行いました。
昨年10月には、生育地域の草刈りを行いました。